リサイクル通信

2024年4月249号】

亀山工場竣工

 昨年から取り組んでいた亀山工場が、お陰様で、無事竣工致しました。処理困難物無害化処理(スプレー缶、ライター)の専用工場となります。弊社が、処理困難物の無害化処理に取り組み始めてから、早くも10年目になります。お陰様で取り引き先の自治体様は40箇所を超えております。その中で、新たな拠点を設け、静岡以西を分離しようと考えたのが、既に6~7年程前だったと思います。中々事業に適した場所が見つからなかったのですが、昨年春に亀山市で漸く事業が出来そうな候補地をご紹介頂き、許認可など確認の上、約800坪の土地を購入する事が出来ました。その後、建設設計、機械設計などを行いましたが、なかなか大変でした。地元でしたら、この区画の調査はこの会社、設計はここなどと思いつくのですが、何しろ全く土地勘がありません。

今回、土地の仲介をして下さった会社さんは、地元の名士でもあり、商工会議所の重鎮の方でした。この方に色々とお手伝い頂き、各種手配を頂き、建物の竣工に漕ぎ着ける事が出来ました。工事の中で、設計を担当した会社さんが、許可申請を1つ漏らしており、工事が1カ月止まるハプニングもありました。建設会社の専務さんが、突然朝会社に見えた時は、何事かと思いました。2024年4月からの稼働開始は、建設会社さんにも伝えてあり、先方も間に合わないと思って飛んできたそうです。とはいえ、工場稼働予定は、各自治体さんにお伝えしてありましたから、必達事項です。関係する皆さんと協議を重ね、結果的に、部分的に完了検査を受ける事でクリア致しました。

 一方で、機械設計も並行して進めていましたが、プラント全体の取り纏めを自社で行っていますので、発注先は、15社を超え、また各機器の取り合いなど整合性を取りながらの発注となりました。特に、設備と建物が絡む部分があり、実際に施工する際には、10m×10m程度のプラントが、5センチの微調整で収まりました。CAD上では、取り合いを見ていますが、実際の工事では、予期しない部分で、ボルトの出っ張りがあり、干渉したりなど、色々な事が起きます。その他にも配管の取り回し、電気配線との絡みなど、現場に居なくては判断出来ない事が毎日ありました。逆に、その場でジャッジすることで、職人さんは作業を進める事が出来ますので、工事が進みます。 また、BCPをかねてより作成しており、機材なども準備していた為、さしたる混乱もなく現地でも決済が可能でした。社員にとってもいい経験になったのではないかと思っております。

 そして、一般廃棄物処理業(中間処理)の許可も4月より認可となりました。スプレー缶、ライター無害化処理に於いて、日本で初めての許可となります。本社での、産業廃棄物中間処理と併せ、より盤石な受け入れ態勢が整ったと思います。一方で、許認可事業ですので、これまで以上に法令順守の姿勢が求められています。ヤード業者の様な、「まあいいか」といった考え方は通用しません。工場の運営だけではなく、運送、事務含め、全てにおいて「ちゃんとやる」が当社の方針です。一方で、そういったレベルのスクラップ問屋、経営者も、残念ながら沢山いますが・・・。

 余談となりますが、三重は米どころでもあり、なかなか美味しいお酒を造っています。「作」(ザクと読みます。昭和?に流行ったアニメから命名したそうです)などが有名です。駐在中には、体調管理を優先し、飲みに出かける事は一度も無かったのですが、先日、出張ベースで訪問した際に、漸く頂くことが出来ました。米どころの酒は、、、やっぱり美味でした。

 

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