新緑が増えるたびに、季節が夏へと向かっていく事に、気持ちがワクワクしてしまうのは何故でしょうか?でも地球温暖化により、子供の頃とは違う夏の暑さに正直へとへとです。
鉄スクラップ相場
鉄スクラップの相場が、3月中旬以来下がり続けています。今この原稿を書いている5月11日現在で、東京製鉄宇都宮で見てみますと、1キロ辺り、¥8.5程下がっています。特に5月10日にあった関東鉄源の入札結果が、今現在の湾岸価格より下値にあった事や、東京製鉄宇都宮の価格から大幅に差が開いた事から、5月11日から¥2/kgの大場下げに動きました。この¥2/kgの下げ幅は、直近では昨年の7月29日以来となります。それ程1回での上げ下げの幅が大きいのは中々無いという事になります。
東京製鉄は、ここ最近、輸出に対抗する防衛買いを行っていて、輸出価格より高値に価格を設定しています。今回の下げは、輸出価格が先行していて下がっていて、関東鉄源の落札価格が現在の輸出価格より更に安かった事や、ベトナムや台湾などは、関東鉄源の価格より更に安い事がこの先もまだ下がると見ての判断になったものと思われます。トルコの震災により復興需要が起こり、鉄が必要となる事から、スクラップ相場が上がるのではないのか?と思われる方もいると思いますが、 3月には皆その思惑があり、確かに鉄スクラップ 相場は例年の鉄鋼需要期にも入る事から上がりました。でもトルコの復興需要は起きませんでした。
当然と言えば当然で、日本も東北大震災を思い浮かべれば判っていただけると思いますが、まずは瓦礫の撤去作業が無ければ物事は先に進みません。 物を作るのはその後になります。あくまでも個人の勘ですが、夏頃にはそろそろ復興需要が起き始めるのでは?と考えています。例年7月中旬頃は、相場が上がる時期でもあります。その頃と復興需要が重なり、本格的に世界的の鉄スクラップ相場は上がっていくと予想しています。ただ懸念材料も無い訳ではありません。一つは、世界景気が減速し始めていることや、中国が鉄鋼製品を作りすぎていて、それが中国の内需で消化されなければ、安く海外に出てしまい、その他の国々の製品価格までに影響が出てしまいかねない事です。
改めて思うのは、鉄は世界にとって基礎金属であり、その価格は地域により多少の差はあれど、同じ様に動いていくという事です。非鉄金属もそうですが、先物市場な為、投資家の思惑で上下していて、実需に見合うところもあれば、憶測で価格を上下させてしまう何とも予測の難しい物と言えそうです。鉄も先物市場にと言う話なども出ますが、それだけは勘弁してもらいたいものです。最後に簡単にまとめさせていただくと、鉄は先物市場ではない為、実需により価格形成がなされていくもので、水の流れのように自由に状況に合わせて流れ方が変わるものと考えていて良さそうです。水の流れ、緩やかで穏やかな流れは歓迎ですが、激流だけは船酔い(相場に翻弄)するので、勘弁してもらいたいものです。
コロナ
新型コロナが、5月8日より感染症の2類から インフルエンザ並みの5類に引き下げられました。そんな5類になる前のゴールデンウィークには、 コロナ前の人出の様な賑わいが各地で見られたようです。やっと以前の様な平穏な日常が戻る事に人々は待ちきれなかったのではないでしょうか。以前の様な日常に戻ることに合わせ、経済も力強く前に進んでもらいたいものです。
弊社では、5月8日の5類に合わせ、社員のマスク着用を個人の判断にする事と致しました。3月13日のマスク着用の個人判断の時には、事務所のパーテーションは撤去し、マスクは着用としていたのですが、この5月8日の5類移行に伴い先の個人判断となっています。今後、お客様の前で、マスクをしている者、していない者といますが、何卒ご理解の程、宜しくお願いいたします。これからも長沼商事を御贔屓の程、何卒よろしくお願い申し上げます。
コラム
季節の変わり目により、寒暖の差が激しくなっています。この様な時は、体が気温差についていけず、体力が落ちると、 風邪などひきやすくなりますので、ご自愛ください。