リサイクル通信

2022年3月224号】

3 . 11 / うる責任? / そして、想像を膨らませてみた

(当社工場を臨む 撮影:ミー?)

「春眠暁を覚えず」って知ってる?でも、一年中寝てるアタシには関係ニャーい♪それに、ぽかぽか時間が長くニャってきて、お散歩も楽しいのよ?ほら、見上げればほんのり赤くて、ちっちゃいお花。 美味しいかニャぁ

3 . 11

2011年12月、私は、勤めていた住宅関連会社で、仙台営業所に配属されました。初めての仙台。好きな武将の地だとか、牛タン美味しいとか、そんな呑気な考えと、復興に向けて頑張りたいという想い。ただ、記憶を辿ると、正直「不安」な気持ちが一番強かった気がします。東日本大震災から、まだ9か月。

転勤後、石巻市を訪れた私の目に飛び込んできたのは、墓石がほとんど倒れてしまった墓地、市役所周辺の商店街で倒壊した店と積み上げられた瓦礫。東北の現状。岩沼市では、道路沿いに打ち上げられた大きな漁船に、内陸部まで押し寄せた津波の力を目の当たりにし、あの地震の激しさを思い知りました。

閖上地区、亘理町といった海や川の近くでは、住宅の基礎だけ残った土地もあって、それが津波の跡だと聞いても、実感が湧かなかったことを覚えています。家が建っていた面影、当時の風景が、探せなくて。それでも、周りのお宅を訪問したときに、「向こうから黒い子犬が転がるように走ってきたと思ったら津波だった」「そこの小学校の校庭に自動車が何台も流されてきて、夜の闇の中、ヘッドライトでそこだけが異様に明るかった」「水に浸かった自動車が鳴らすビー・ビー・ビーという音が不気味で眠れなかった」なんて話を聞くと、その方たちが見てきただろう景色が、そこまで迫ってきて、命の儚さ・貴さを感じないわけにはいきませんでした。

もう一つ覚えているのは、お会いした多くの方々が元気だったという印象。前に進むためには現実と向き合って(無理をしてでも)頑張るしかなかったのかもしれませんが、でも、やっぱり、そんな中でも笑顔でいられる心って、強くてステキだなぁと思います。

うる責任?

そんな宮城県で、私は太陽光発電システムの営業もしました。あの頃は、再生可能エネルギーや安全性といった単語よりも、「停電時も安心」「補助金が出る」「余った電気が売れる」なんて説明した気がします。処分するときのことなんて、これっぽっちも考えず。

近年、太陽光パネルの廃棄が問題となっています。リサイクルが困難(当社でも受け入れができません)とか、有害物質を含むとか、適切な処理が重要です。

SDGsの目標の1つに、「つくる責任 つかう責任」があります。自分の行動の先に何が起きるのか、想像を膨らませて考えてみることが大切なのでしょう。

そして、想像を膨らませてみた

今年の3月11日は、2011年と同じ金曜日。5~6年に1回のことらしいです。せっかくなので、私も、改めてあの日に想いを馳せながら考えてみました。

今、武力による攻撃で失われている命があります。自分の力を誇示するために、その先にある命の儚さ・貴さを無視する言動は、なんて弱くて、かっこ悪いのでしょう。でも、戦争や侵略だけでなく、犯罪とか、いじめとか、日本でも争いは起きていて、それなのにどこか他人事で、私自身、何も行動していない。

当社も取り組むSDGs。私も、『自分事』の視点をもって、一歩ずつでも行動していきます。

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