(初秋の桜島)
廃棄物問題
12月に入り、師走と言われるだけあって、業務もタイトになって来ました。 さて、タイトなのは、スケジュールだけではなく、廃棄物についても相当タイトになってきております。ミックスプラの輸入を中国が禁止し、その影響が多方面に出ています。当社でも、プラスチックがらみの新規案件は、お受けしておりません。処理後のダスト処理に目途が付かない為です。現在も数社に分散して処理をお願いしておりますが、どこもキャパ一杯で、増量要求は全く通りません。当社は、シュレッダーダストは、埋め立てには出していませんが、焼却系、埋め立て系どちらもNGです。そして、この問題は、解決の糸口が掴めない状態にあります。
環境省から本年5月に通達が出され、例えば市町村の焼却施設(いわゆる清掃工場)にて、受け入れを検討する様要請されていますが、受諾したという話は、一切聞きません。一方で、新規に施設を造るとなると、環境アセスを始め、近隣の同意、許認可の取得など、越えなければならないハードルが多数あり、数年単位での準備が必要となります。廃プラスチックの油化なども技術的にはある程度出来ている様ですが、廃棄物処理施設として認められていない為、国内での導入は進んでいません。一方で、処理工程で発生したガスを燃焼させると、焼却炉に認定するとの見解もあり、正に八方塞がりの状況です。もちろん、この様な状況ですから、処理単価は上昇傾向にあります。現在、プラスチックの処理は、価格ではなく、ルート、枠があるか否かという問題になっています。
環境省でも、早期に実現可能性の高い規制緩和など処理ルート構築に動き始めないと、廃棄物処理法の目的達成に、支障が出かねません。
(目的)
第一条
この法律は、廃棄物の排出を抑制し、及び廃棄物の適正な分別、保管、収集、運搬、再生、処分等の処理をし、並びに生活環境を清潔にすることにより、生活環境の保全及び公衆衛生の向上を図ることを目的とする。
或いは、現状のまま規制緩和など対策を行なわない場合、産業廃棄物を排出する事を抑制せざるを得ません。つまり、生産活動の自粛という事になり、経済の低迷に拍車を掛ける事になるのではと懸念しております。
生産性とは
生産性について、セミナーを受講しました。究極の生産性向上は、「探さない」事だそうです。ある調査で、業務中に物を探している時間は、年間150時間にもなるそうです。引き出しの中のペンを探す、ファイルを探す、工具を探すなど数秒~数分の積み重ねが、これだけの時間になるのです。我々は、1カ月弱の時間を何かを探すことに費やしています。
もし、手元に分かりやすく管理されており、探す時間が半分になったとしたら、約10日間の時間が生産に回せます。一体どれくらいの生産量、そして売り上げになるのでしょうか?大手企業が、変わらず5Sを続けている理由が解る気がします。まずは、断捨離です。1年間使わなかったものは、思い切って処分する。定置化を進める。「そんなことは、分かっている」いう人ほど、出来ていないかもしれません。自身への反省も込め、改めて断捨離にトライです。
BCP(事業継続計画)
今年も災害の多い年でした。台風、大雨など水害、風害などのニュースを目にする事も多かったかと思います。幸い所沢市は、災害に強い地域で、ハザードマップを見ても極わずかなエリアしか対象になっていません。しかし、「明日は我が身」とBCPを策定致しました。中小企業庁のHPに指針が出ており、項目を埋めていくだけで、基本的なBCPは作成出来ます。
https://www.chusho.meti.go.jp/bcp/contents/bcpgl_download.html
企業は、多くの企業とのサプライチェーンによって成り立っています。我が身を守ることは、取引先を守る事でもあります。
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今年も1年間大変お世話になりました。来年も皆様にとりまして、いい年である事を、心より祈念しております。ありがとうございました。