リサイクル通信

2018年2月174号】

大雪 / 「ガス抜きの匠」3号機稼働開始 /スプレー缶の隠れた危険性

(平成30年1月22日)

大雪

4年ぶりの大雪に見舞われました関東地方は交通の混乱など大変な騒ぎになりました。当社もこの日は久しぶりに早じまいとさせていただきました。子供たちは大喜びでしたが大人になるとそうそう喜んでばかりいられないのが辛いところですね。翌日は雪かきで午前中が終わりました。

「ガス抜きの匠」3号機稼働開始

今年度も数多くの自治体様からご指名をいただきスプレー缶・使い捨てライターの無害化処理を行っております。来年度、再来年度に目を向けていった時、近隣自治体様はもとより関東近郊の自治体様からのご要望があったときに対応できないという事が無いように無害化処理能力の更なる増強が必要だと考え、3号機の導入に踏み切りました。この3号機は前に開発した2号機の稼働してからの改善点などを盛り込んだ仕様となっております。

今回のポイントは消臭システムの自動制御を行うか、ということでしたが、試行錯誤したうえでの設置作業でしたので滞りなく完了することが出来ました。試運転、微調整等も終えた事で、更に多くの自治体様からのご要望にもお応えする準備が整いました。

スプレー缶の隠れた危険性

当社はただ単純に処理できればいいとは考えておりません。できる限り考えられる危険を予測して対応することによりお客様に安心と安全を、そしてまた処理を担当する社員にも安全と安心を提供することが出来ると考えております。確かに安易な設備でもリスクを考えなければ処理は可能です。ただその結果がどのような惨事を引き起こすか平成26年4月に瀬戸市で起きた事故がそれを物語っております。

自治体で穴を開けない回収を4月1日から始め、25日に事故がおきました。自治体から買取をした缶類を圧縮中に爆発が起き、オペレーターの方が亡くなられています。その会社の社長は選別が確実にできていなかったとのコメントを出しております。基本的には売り払い案件だったようです。この会社はその前にも似たような事故を起こしているとのことでその経験が生かされないことが事故に繋がりました。缶類をバラで自治体から購入し、選別をしてプレスしていたとのことですが、選別が甘かったで済むことではありません。人が命を落としているのです。

スプレー缶は穴をあけていれば大丈夫とか軽いから大丈夫と考えている方もおりますが、穴をあけても1気圧になればガスと大気は均衡状態となり出てきません。また、ほんの少しでも液化したものが残っていると再度気化する場合もあります。冬場などでカセットコンロを使って鍋でおいしいものを食べている途中で火が消えたから空になったと考えるのが普通ですよね。コンロにもよりますが、一番大きな火力で温めているとボンベの中は流動化して、冷えて液体から気体へ気化しにくくなり、ガスとして燃焼できなくなり、液体として残留するケースがあります。そしてスプレー缶の温度が常温に戻ると気化して燃えやすいガスに戻ります。このような事も危険予測の中に入ります。

自治体様におかれましてはコストも最重要課題とは思いますが、ぜひ処理先を見に行かれて安心と安全をご確認されることをお勧めいたします。何かあってからでは戻ることはできません。当社は関係する皆様とそのご家族の笑顔を守りたいと考えております。

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