リサイクル通信

2015年10月146号】

残暑無き秋の訪れ /穴を開ける回収から 穴を開けない回収へ

豊受大神宮(外宮)

残暑無き秋の訪れ

今年は昨年にも増して酷暑厳しい夏となりました。9月に入り秋の気配が訪れ、虫の声が聞こええ過ごしやすい気候となりました。10月を前に台風が連れてきた夏日を最後に季節は一気に秋となりました。当社のほど近くにある日高市に巾着田という曼珠沙華がきれいに咲き誇る場所があります。この花たちも今年の酷暑の関係からか今年は早く咲き始めたようでこの号がお手元に届く頃には残念ですが見ごろを通り越しているかもしれません。

年々夏の暑さ、冬の雪の多さが増えているような気がするのは気のせいでしょうか。数年前の大雪もそうですが、雪の降る回数、酷暑日の多さが増している気がします。その分、季節の変わり目が体に厳しく感じられます。

穴を開ける回収から 穴を開けない回収へ

当社が行っております各自治体様向けのスプレー缶・使い捨てライター無害化処理ですが、おかげさまで数多くの自治体様から処理の委託を頂くようになりました。また、お問合せも数多くいただいております。 今年5月に札幌市で起きた住宅火災。残念なことにご夫婦が亡くなられました。出火原因はスプレー缶の穴開けに起因するものと思われます。現在多くの自治体様でスプレー缶は穴開けして出す方式が主流となっております。

これは収集処理する側の安全性、資源として売却できるメリットが挙げられます。皆様のご家庭の中にスプレー缶はどれ位あるでしょうか。これからの時期に活躍するカセットコンロのボンベ、殺虫剤、整髪料、制汗剤などなどありますが、一度裏面をお読みください。

LPG、DMEの文字や火気厳禁(注意)などの記載があるものは可燃性ガスを使用しております。特に高圧ガスや腐食性の高い内容物が入っている缶はスチール製の丈夫なものが使用されております。これに穴を開ける作業は高齢のご家庭では難しいのではないでしょうか。更に寒くなる季節、ついつい台所で穴を、なんて考えられる方もいらっしゃることと思います。

カセットコンロで使用したボンベ、もう火が付かないから空だと思ったら危険です。ご自宅のカセットコンロはヒートパネルというコンロの熱を少しだけボンベに伝え、ほぼ使い切れるような構造になってるでしょうか。ボンベは使用していくと内部ガスが流動し、冷えてガスが液化して残留します。

これを防ぐ機能なのですが皆様のご家庭の物には付いているでしょうか。これが無いコンロで火が消えたから空だと思いヤカンに火をかけてるそばで穴を開けようとすると漏れ出たガスに引火する危険性があります。

使い切り機能が付いている物は使い切ることです。それが出来ない時はどうしたらいいのでしょうか。おそらく各家庭にそのような使い切れないスプレー缶が数本はあるのではないでしょうか。間違ってもそのまま資源ごみの日に出さないでください。

パッカー車で回収している自治体ではこれが原因で火災になっております。各家庭で数本でも、本数×人口(又は世帯数)の分だけあるのですから自治体側でも処理に困ります。でも市民はそれを希望しているのも事実でしょう。ではどうしたらよいか、穴を開けない回収を行い、集まったスプレー缶は専門の知識と技術、設備を持ったところに処理を委託する事です。

もちろん自治体の中で処理されているケースもあります。ここで最大の問題は処理コストです。内部処理でも外部委託でも処理費用は掛かります。そこを市民サービスとどのようにバランスをとるかが課題となります。

当社はそのように検討されている自治体様に対し情報提供が出来る経験と処理能力を保有しておりますのでご検討されている自治体様にはぜひ一度連絡をいただけたらと思います。

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