リサイクル通信

2012年10月110号】

多くの質問をいただいております

暑い暑い夏もどうやら終わりを告げてくれたようで、朝晩がすっかり涼しくなり、外からは秋の気配、鈴虫の鳴く声が聞こえてきます。秋の夜長には溜まっている本を読みながら過ごしてみてはいかがでしょうか。我が家にはやんちゃ坊主が二人いてゆっくり読書をさせてくれません。溜まっている好きな小説を読み終わるには雪の季節に突入していることでしょう。年明けまでには読み終えたいと思っています。

多くの質問をいただいております

リサイクルが浸透してきますと更に分類を細かくして付加価値を上げてみようと思われる会社様などが増えてきました。そこで訪問した時などにどのように分類したらよいかを聞かれます。当社に販売又は処分を委託されるときにこのようにしていただくと良いというものを書いてみます。


① 鉄
まずは磁石(磁力が強いものほど良い)を当ててみて付くかどうかで判断します。磁石が付いたら不純物のあるないで分けてください。ただ、両方合わせても少量(30kg程度)の場合は混ざっていてもそれほど変わりはありません。不純物が有る無い、分けてください。


② 電線類
意外と多い質問が電線などで「被覆が付いたままでいいのですか?」というのを聞かれます。そのままで問題ありません。ただアダプターなどは別にしてください。付いたままですと買取価格安くなります。アダプター等はアダプターとして買取致します。


③ モーターとトランス
モーターもそのままで大丈夫です。ただし、ベース台などは別に切り離してください。トランスは中に絶縁油が入っている物は油を抜いてください。それと重要な
事ですが、製造メーカーにPCBの不含有を確認していただき、不含有証明書をもらってください。


④ 磁石に付かない物(非鉄)
私が見た中で考えられるものはアルミ・ステンレス真鍮・砲金・銅・でしょうか。これ以外にも金、銀、チタンなどあるのですが当社では現在取り扱っておりませんのではずしておきます。

最もポピュラーでありながら見分けが付きにくいアルミニウムとステンレス。このどちらも磁石に付かない、錆びない(腐食はする)という性質を持っています。マニアックに言えば、ステンレスはすでに表面をクロムと酸素が結びついた酸化被膜でおおわれており酸化することが錆びるという事なら最初から錆びていると言えるのかもしれません。アルミニウムも同じように表面を酸化膜が覆っております。通常皆様が手にしているのはアルミニウム合金(銅や亜鉛、マンガン含有)になります。

さすがに超ジュラルミン、超超ジュラルミンは少ないと思われますのでここでは省きます。見分け方の基本はまずは重さです。ステンとアルミの比重差は約3倍ありますから大きくなればその差は顕著に感じられると思います(重いのがステンレス)。次は強度ですが、単純に表面の強さで見れば、アルミニウムの表面を同じアルミニウムの角で傷つけると溝のようなえぐれた感じで傷が付きます。強くやってみてください。これをステンレス同士でやると表面に薄く傷が入るくらいで溝状にはなりません。これで大体のステンレスとアルミニウムの判別が出来ると思います。

またご家庭でスプーンやフォークによく見ると18-8 と刻印が入っている物があります。これは18%のクロムと8%のニッケルが入っているという事を意味しています。残りの成分は何かと言うとFe(鉄)です。これはよくSUS304 と呼ばれます。ステンレスの種類でSUS403 と言われるものがありこれは磁石が付きます。ステンレスの仲間なので流し台などではきちんとステンレス流し台とシールが貼ってあることもあります。ステンレスの種類には違いないのですが、高付加価値のニッケルがほとんど入っていない、又は全く入っていないのでスクラップとしては鉄と同程度の扱いになります。これで大体のステンレスとアルミニウムは選別することが出来ると思います。選別の時に使う磁石ですが出来ましたら磁力の強い物を使う方がよりわかり易いと思います。

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