令和5 年10 月撮影 新潟港から
厳しい残暑!?
暑さ寒さも彼岸まで、という慣用句がありますが、昨今の状況を見ますとこの言葉からずれてきているなと感じます。今年は特に暑さが続き、10 月の初旬まで30℃近い日が続きました。そして今度は一気に朝夕が涼しくなりました。
秋のお彼岸が9 月20 日から26日までですが、この期間には涼しくはなりませんでした。この夏も真夏日から始まり、猛暑日、さらに上の酷暑日、そして夜に気温があまり下がらない熱帯夜と暑さのオンパレードで、昨年を上回る規模で発生しました。これの原因については各諸説ありますのでここではさて置くとしましょう。
そして、この文章を書いている10 月の半ばではやっと暑さも落ち着き、朝晩が涼しくなり、秋の訪れを感じられるようになりました。年々夏が伸びてきて秋の気配を感じる時間が短くなっているような気がします。
来夏の暑さ対策を今のうちから
例年暑い夏が続くことから、現場で働く社員の暑さ対策をいくつか検討し、実施しております。その一つが昨年もこちらで紹介させていただいたペルチェ素子による頸動脈(首回り)冷却のネッククーラーです。頸動脈を通る血液を冷やす仕組みになります。
二つ目は背中に冷却水(氷+水)をベストの中に通した配管内を電動ポンプにより循環させるものでこれも効果があります。三つ目は最もポピュラーな空調服になります。こちらは出た当初に2 着ほど買いましてテストしたのですが、熱風が通り過ぎるだけで体感できないと早々に止めてしまいました。
しかし、現在リチウムイオンバッテリー(廃棄物業界からすると微妙に複雑な気分ですが)の性能も上がりファン付ベストでもかなりの風量が出せるようになりました。最初に買ったのは5V出力でしたが、最近購入したのは24V(30 分ブースター、通常は18V)バージョンでした。
これは効果ありだとして当社でも数人が使用しております。唯一のネックな部分は持続時間でしょうか。そして予備バッテリーが専用品なのでそれなりの価格がすることが玉に傷でしょうか。それと工場建屋からミストを吹いて気化熱により冷却効果を出してみました。こちらも広範囲というわけにはいきませんが効果がありました。さらに屋外の屋根下では氷水による大型冷風扇が活躍しました。場所や状況によりどのタイプがいいのかが変わってくると思いますので色々と試してみるしかないのだと思います。
プラスチックリサイクル
現在当社のプラスチックリサイクルはサーマル(熱回収)・マテリアル(路盤材利用等)の埋め立てゼロのスキームを組んでおります。なぜこのスキームなのかというと、複合素材の廃棄物はそれぞれの種類(PP・PEなど)への選別が難しいことから上記の処理方法となっています。
ただ、それでも他の処理方法がないかを模索をしています。例えば油化などはその一つなのですが、三菱ケミカルとエネオスの共同で研究が進められております。この油化も非常に設備面や法的にハードルが高く、専門知識(化学)が高度なレベルで必要なことから専門会社に任せるしかない状態です。
他にもいくつかチャレンジしてみたい技術もありますので、今後も研究開発していきたい分野と考えています。