入梅の季節となりました。天気は雨だったり曇りだったりと、梅雨だなと思わせる空模様です。これから夏を迎えるのにダムにたっぷりと水を溜めて欲しいものです。
環境展
さて、毎年この時期には環境展が開催されます。今年もアジア最大級というサブタイトルが付いて、国際展示場(東京ビッグサイト)で開催されました。私は二日目に行ったのですが、昨年よりは多少は出店が多くなったものの、やはり通路はまだ広いなと思ってしまいました。
ここ数年は廃棄物処理に関する新たな処理法もないものですから特に目新しい物は見つけられませんでした。気になったと言えば、一昨年ぐらいには数多く出店していた屋上緑化、壁面緑化がどこにいったんだろうと思うほど少なくなっていました。それに代わっていたのが水を霧状に吹き出し大気中で気化熱によって熱を奪うという冷却装置があちこちで水を噴出してアピールしておりました。これは屋外の広範囲の温度を多少ですが下げることに効果を発揮します。
非常に欲しいアイテムですがもう少しリーズナブルになった時に検討したいと考えております。ただどうしても電力を使うので節電との関係が難しいところではあります。昨年は模型の展示のみでしたが、高濃度PCBの処理設備を40ftコンテナ2個の中に詰めて移動し、現地で変電機器とつなぎ、PCB油を循環させることにより処理していくシステムでした。これなら時間はかかりますが。トランス本体にしみ込んだ油も薄まっていき、濃度は規定数値以下になるという事でした。簡単に移動できない大型の変電設備を持っている企業にはいいシステムです。ただ変電設備のすぐそばに40ftコンテナ2本分+αの場所がとることができるかどうかでしょう。
夏の節電と輪番停電
東日本大震災により被災した福島第一原発。その復旧どころか沈静化への目途もスケジュールは出ましたが五里霧中の状態ではないかと思っております。現地で放射線と戦っている方々、それも東京電力の社員ではない協力企業の方々がほとんどと、報道では聞いております。その方々にお願いしますとしか言えないのが現状ではないでしょうか。
その関係から関東では電力不足が言われており、中部電力、関西電力からの応援も期待できない状況となってきました。あたりまえですが、東京電力は東北電力に電力応援を行わないなどとは言えないでしょうから、更に状況は厳しくなります。
輪番停電は原則的には行わないとのことですが、設定地域が増えたり、変更になったり、細分化したりと、着々と準備は進められています。個人的にはヤフーのHPで使用電力予想を見ているのですが、6月に入り何度か85%越えがありました。90%を超えた時点から危険水域に入り、輪番停電の発動のトリガーがかかります。輪番停電は実施2時間前に発表されるとのことです。現実問題輪番停電はあると考えておりますので、それに向けて停電時用の発電機を用意しました。これにより、当社は輪番停電中でも荷受けが出来る体制にいたしました。
当社も東電より通年通しての15%削減協力がきました。これに基づき昨年の使用電力量の15%減、つまり上限85%を設定し、リアルタイムモニターから積算推定で上限をオーバーしそうなときには警報が鳴るように機器を設置しました。
また、それを鳴らさないように、工場の稼働を行うにはどうしたらいいのか、どの機械設備をどの程度止めればいいのかなど、シュミレーションを行っております。今年の夏も昨年同様、もしくは若干低い、それでも例年通りということになれば猛暑日も少なからずあることでしょう。
東日本の企業が大規模停電にはさせまいと、節電に向けていろいろな工夫や改善をして頑張っています。街に出ればネオンは暗くなり、コンビニも照明を間引きしています。当社のお客様の工場も7月より土日通常業務の木金休みになると案内をいただきました。
東日本が今まさに節電に向けて企業も家庭も頑張って節電し、大規模停電にはならないよう、しないように創意工夫をしています。頑張れニッポン!