2009年、新年は静か過ぎる状態でやってきまし た。 とにもかくにも動かない。動きがまったくゼロという わけではないですが、各種様々な工場に動きが 見えないのです。
新聞やテレビ、ネットのニュース でも減産、減産で工場の稼働率はのきなみ低下 し、人員の削減や臨時休業などで、動きがあるの は生産に対してマイナス情報のみのように感じら れます。 これは日本のみならず、世界中で同じような状 況が起こっていることと推測されます。世界中の工 場がバブル並みの需要を満たすだけの生産能力 と、生産計画、さらに伸びるであろうと思われる消 費のために動いてきました。
それが突然失速、需 要もどんどん下がり、消費も伸びるどころか下がる 一方という状況に陥りました。ゆっくりとした坂を下 るのならまだ対応も緩やかであったでしょうが、こ れだけの下げはまさに崖を落ちるといった言葉が 当てはまり、各企業の急激な対応もやむなしとい ったところでしょう。 アメリカのサブプライムが発端と言われますが、 これについては複雑な要素がからまり、真実は闇 の中で終わってしまうのでしょう。色々な本が出て おりますが、どれも本当のようで、どれが真実かは わかりません。どれにもこれにも信憑性があるよう に思えます。
さて、世界の話は各種媒体で読んで いただくといたしまして、今回はわが国のアルミス クラップの現状を見たいと思います。 安定か?激動か?アルミの2009 余り物に値段無し。こんな状態が続いているの がアルミスクラップです。すでに需要側(自動車メ ーカー等)と供給側(二次合金メーカー)のバラン スが崩れ、需要の大幅な減少に対し、供給側は減 産・入荷制限にて対応しております。需要が大幅 減少ですから先行して仕入れた分は製品にしても 売れず、通常在庫は過剰在庫へと変化していきま す。この為、アルミスクラップを購入している各社 は買い止めに入ります。値段を聞けば価格は出ま すが、入荷制限中ですから実際は収まらない。
さ らにアルミの指標でありますLME(London Metal Exchange)を見ても、日に日に在庫が膨れ上がり、 すでに過去最高水準を軽々超え、止まることを知 らずに増え続け、バージン材(新塊という)価格の 下落を招いております。 例えばアルミ缶ですが、市中の発生量に多少の 増減はあるものの、必ず発生してきます。これから 再びアルミ缶を作るわけですが、その全量がまた アルミ缶に戻るわけではありません。その他の用 途にも使用するということで需要があり、価格が上 昇または維持されていたのです。
このような経済 状況になりその他の用途が大幅に減ってしまい、 さらに新塊の値段が大幅に下がっているとなれば それを使います。混ざり物がないのですから成分 調整もやりやすいのです。このような状況の中でも スクラップを使うメリットは何かといえば安さです。リ サイクルしなければリサイクルシステムの崩壊とい うことも大いにありますが、やはり企業はまず利益 を出さねばなりません。
そうなると当然新塊に劣る アルミ缶の値段はどんどん下がっていきます。現 在もこの流れに変化はありません。ただ、希望的 観測で言わせてもらうとすれば、4 月以降新年度 に入り新たなる生産計画が動き始めれば徐々に ではあると思いますが動くと予想しております。
インフルエンザ
今年は大流行といわれております。流行にはなって欲しくないの ですが・・。さて、このインフルエンザですが、家庭内で一人が感 染した場合に家族はどの程度キャリアとなるのでしょうか。発症し ていなければ問題はないのでしょうか。悩む今日この頃です。