改正建築基準法問題
改正建築基準法が、施行されて5ヶ月が経過しまし たが、その影響はGDPを押し下げる程、甚大です。 正に失政の見本の様な事態が起きています。新聞報道 等でご存知の通り、施行前の準備不足により、施行以 降は、建築確認が大幅に遅れ、マンション建設では、 6割減、一般住宅等含めても4 割以上減と大幅にダウ ンしています。特に建築関係は、携わる業界も多岐に 渡り、さまざまな分野で影響が出ています。
さて、当スクラップ業界はといいますとまず、発生 が少なくなっています。通常の建替え案件などでは、 建築と同時に解体を行うケースが多く、建築確認が下 りない事には、解体も行わないという事になります。 一方で、我々が納品する電気炉メーカーはというと、 ここでは、主に建築用の鉄筋などを作っている為、や はり需要減による減産という事になっています。
ところが、高炉メーカーは、増産基調であり自動車 向け、造船向けなど需要は旺盛であり、最近のCo2 削減問題もあり、スクラップの使用量を増やしつつあ ります。ですから、粗鋼全体でみると増産基調という 事になります。
他方で、輸出環境はといいますと、日本のスクラッ プは、秋頃まで、国内相場が高かった為、米屑などか ら比べて割高という事になり、新規輸出契約が結べな い状況が続いていました。しかしその後の相場下落、 原油高によるフレート高による米屑の競争力減少と いった要因によって、ようやく新規商談が出てきそう なレベルになってきました。本来ならもう少し早く動 きがあっても良かったのですが、円高により価格が折 り合うまで、もう一段の国内相場の下落を待たなくて はならなかったのです。
こういった、状況を勘案すると、建築需要が回復す ると言われている来年2月頃、それが需要に繋がって くる3月頃までは、伸びは期待できそうにありませ ん。
その他では、アルミも建築関係の影響を受けている 品種の一つです。従来より、住宅・ビルなどの解体か ら発生してくるアルミサッシは、その大半が2次合金 メーカーと言われる溶解メーカーに流れていました。 ここでは、スクラップを溶解し、成分を調整して、自 動車部品メーカー向けのインゴットを作っています。 ご存知の通り、自動車メーカーは、増産基調にありま すから、その需要は旺盛です。
ところが、その元とな るサッシ屑が解体の減少により非常に少なくなって いるのです。本来、アルミの価格は、ロンドンにある LMEというマーケットで国際的な基準値が決まり、 それに伴って国内価格も決定していく手順を取りま す。現時点で、LMEの価格は今年の7月頃から比べ て、300 ドル位下がっているのですが、国内のスクラ ップ価格はそこまで下がっていません。
むしろ若干で すが、上がっている状況なのです。それ程、必死にな って集荷しているのです。当然、赤字操業となり、2 次合金メーカーは、各社とも業績予測を下方修正して いる状況です。アルミ関係は、弱含み横ばいといった 状況ですが、合金メーカーの出血によって成り立って いる相場ですから、いつまで続くか不透明な状況で す。
JUREPS
最近の新聞紙上では、政治の混乱や改革の後退が報 じられ、他方で税金・保険は上がる話題ばかりで、何 ともやるせない限りですが、弊社の地元、所沢では、 明るい話題がありました。
所沢商工会議所青年部で行 っている「若手ミュージシャン発掘支援プロジェク ト」により、JUREPSというグループがメジャー デビューしました。オリコンで4位(デイリー)、 Amazon のDVD総合チャートで2位まで行きまし た。「日本一泣ける7分20秒」と評判の様です。
秋元康氏の原作による「像の背中」という映画が上映さ れていますが、そのアニメ版があり、主題歌を歌って います。「旅立つ日」という曲です。ネットで検索す るとすぐヒットすると思います。その前には、レオパ レス21 のTVCMでも歌っていました。是非、一度 聞いてみて下さい
1年間ありがとうございました
早いもので、もう12月。お蔭様で、弊社も現在
の工場に移転し、7度目の年の瀬となりました。も
う残り僅かですが、気を引き締めて業務に当たり、
皆様と共に、すがすがしく新年を迎えたいと思いま
す。来年も引き続き御愛顧頂きます様、お願い申し
上げます。