リサイクル通信

2025年9月266号】

鉄スクラップ

暑さ寒さも彼岸までの言葉の通り朝晩は涼しくなり、昼間に少ないセミの声を聴くと今年はこれで夏は終わりと感じる様になりました。話は変わり、上の写真は、ちょっと旬は終わっていますが、一時流行った映画の「君の名は」の題材となったと言われる諏訪湖を見下ろす立石公園からの写真です。見て思わず納得してしまいました。もし行く機会がありましたら、行くまでの道路幅が狭いところがあるのと、駐車場のスペースが狭く、渋滞になる事もありますのでご注意ください。幸い平日だった事とタイミングが良く私の場合は待たないで済みました・・・。

立石公園までの道のりには住宅などもある事から渋滞した場合には配慮の程宜しくお願い致します。

鉄スクラップ

今年は相場変動の少ない安定した年となっています。その為相場変動に振り回されないで助かっているのですが、今一番頭が痛い問題は、スクラップの発生が特に悪い事です。同業他社や、商社と話をしても市中にスクラップが本当に少ないと言う事で一致しています。それでは中華系業者に流れているのか?と言いますと、それ程でもない。となると世の中景気がいいのか?となる訳です。

街角景気指数も見て見ますと、これも好不景気の分かれ目の 50を下回ったままとなっています。気になるところでは、倒産件数も増加傾向になり始めた事と所定外労働時間が前年比マイナスと有効求人倍率が下がり始めてきた事が上げられます。ここからは個人的見解ですが、倒産件数の増加はコロナ融資の返済が始まりゾンビ企業と呼ばれていた企業が返済できずに倒産し始めた事や時間外労働が減ると言う事は機械化の可能性もありますが、その影響が有効求人倍率にも出ていると言う事ではないでしょうか?データーは今後の動きを見ていかないと早急に判断はできないのですが、肌感覚で行きますと 今のスクラップの発生に何かしらの関連性があるのでは?と思えてなりません。実は7月の関東の

粗鋼生産が30万トン割れになり、えっ??と声が出てしまいました。以前の関東は40万t以上粗鋼生産があったのですが、その後減り続け最近では 30万t台で推移していました。それが20万t台になるという事は、建設需要が少なくなり、それにより解体もそれに併せて減る事を意味します。そうなりますと発生も悪いのですが、悪くてもメーカーにはそれなりにスクラップは入荷しているのが常なので相場が下がりやすくなります。でも横這い傾向が続いていると言うのは、輸出で余剰分のスクラップを出し、需給バランスをとっていると考えられます。実際その通りで、輸出量は大幅に増えている事から現状維持が続く可能性が高いです。

価格については、日本に主導権が無い今、海外市況相場と為替次第となります。為替は、アメリカはドル安に誘導している事や、日銀が金利を上げるとの観測から円高方向になると思われ、国内相場は下げ方向に向う可能性があります。今年も建設業の労働不足や働き方改革の観点から秋の需要期にもかかわらず陰りが有る事からスクラップへの需給バランスが崩れにくく、それにより相場の上昇方向への圧力もない事や海外のスクラップ相場もそれ程動かないと思われる事から、最終的には為替次第となると予想しています。その後冬に向けても極端には建設業の労働不足は改善しない事から秋からの建設需要が そのまま続くのでは?とも思われ、相場は為替にプラスして海外のスクラップ相場次第へと変化していくと予想しています。以上から総合的に考えて スクラップ相場に一番影響を与えるのは為替ではないでしょうか?もしかしたらその影響が世界経済にも一波乱与えるかもしれません。

 余談ですが、今回のスクラップ発生量の影響なのかコロナ融資の返済問題なのか判りませんが、埼玉県の問屋が一件潰れたニュースが飛び込んできました。創業も長くそれなりに商売はしていたと思われ、遂にこの業界も・・・となりました。あっ!!弊社はご安心ください。鉄の様に手堅く、アルミの様に柔軟的にお客様に対応していますので・・。

これからも末永い御愛好を受け賜わりたく、何卒 宜しくお願い申し上げます。

コラム
朝晩が涼しくなり日中との寒暖差もある事や夏の疲れも出て来る事から、体調を崩す方が増えやすくなります。栄養と睡眠をしっかり獲り乗り越えたいものです。皆様も何卒ご自愛ください。 

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