リサイクル通信

2025年7月264号】

ko to no ha / こ と だ ま / ちっちゃイクルつうしん vol.7

( ♬ 笹の葉 さ~らさら ♬ / とある宿泊施設の朝 )

小学生の頃、七夕集会で使用する竹を取りに行って顔がかぶれたのを思い出しました。そのとき短冊に書いた願いは、もちろん「痒みが止まりますように」。。。

ko to no ha

最近(でもないですが)、世間が耳心地の良い言葉で溢れ返っているように感じます。キャッチーな言葉は便利な反面、間違った意味で使用される、伝えたいことが正確に伝わらないなど、トラブルやすれ違いに繋がるおそれがあるため、気を付けたいものです。

ところで、言葉を「重い」とか「軽い」と表現することがありますが、その「重さ」って、いったい何を指すのでしょうか。インターネットで検索してみると「言葉が周りに与える影響の重さ」「説得力の強さ」「信頼のおける度合い」などの解説がありました。私は、(多分に矛盾を孕んだ発言となることを恐れずに申し上げますと)「言葉に重さは無い」と感じることがあります。そこに心が無ければ、言葉なんてものは単なる文字だとか音だとかを羅列しただけの、空っぽで、薄っぺらで、虚ろなものに見えてしまうのです。『言の葉(ことのは)』という表現があります。正確な定義は辞書などに任せるとして、私のイメージの中の『言の葉』は、笹舟のようなもので、その舟(=葉)が運ぶ『言』は、すなわち「心」です。『言』は想いの強さによって重く、大きく、姿を変えますが、それを乗せるために舟も大きく丈夫になります。だから、決して沈まない。反対に『言』が軽いと、舟も小さく軽くなり、ふわ〜ぁってどこかに飛んでいっちゃって相手には何も届かない。それって、すごく残念です。

私たちは、一人で生きているのではなく、周りの人と様々な関係性を築きながら生活しています。だからこそ、誰かに伝えるべきことがあれば、きちんと言葉(言の葉)にすることが大切だと思います。そして、伝えたい想いだけでなく、相手を思いやる心も一緒に添えられたら、争いは減らせるのかもしれません。

こ と だ ま

例えば、パソコンで同じ文字を入力すれば、いつも同じ文字が表示されます。電卓に同じ数字と演算記号を同じ順序で入力すれば、いつも同じ計算結果が表示されます。

しかし、私たち人間にとって言葉は、相手に対する「好き」「嫌い」の感情や相手の声のトーン、相手の表情、対話時のシチュエーションなどの外部要因で、心に映る印象を変えることがあるようです。そして、勝手に相手の気持ちを憶測して、無駄にイライラし、不安を抱き、最悪の場合は不和を生じます。

さらに、軽はずみな一言、不用意な発言は、(想いを込めていなくても、知らないうちに)時として鋭利な刃物となり、SNSなどの匿名投稿による無責任で攻撃的な発言は(悪意という名の想いを込めた)鈍器となって、他人を傷付けることがあります。

『言霊』とも言われるように、想いの籠った言葉は単なる言葉以上の力を持っているようです。私自身、言葉に込める想いが怒りや憎しみなどのネガティブなものにならぬよう、他人への敬意や感謝の気持ちを忘れずに、前向きに行動していきます。

ちっちゃイクルつうしん vol.7

先日泊まった宿泊施設の部屋に、籾殻を35%配合したブラシやカミソリなどが置いてあって、数年前に利用した宿泊施設で、ホタテの貝殻を使用した「箸」を購入したことを思い出しました。部屋にアメニティを置かない宿泊施設も増えているようで、環境に配慮する取り組みが広がっていることを実感します。

私も、資源循環社会の一翼を担う企業の一員として使命感をもって環境課題に向き合っていきます。

この言葉を単なる文字で終わらせないため、自分にできることを模索しながら。

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