リサイクル通信

2016年12月161号】

資源価格上昇に転ず / 大学生・大学とは

資源価格上昇に転ず

非鉄の価格指標であるLMEが上昇してきました。国際的な需給が締まってきた事もありますが、やはりアメリカの次期大統領がインフラ投資を行うと発言している事でしょう。LMEは、ファンドなど投機資金が大量に流れ込んでおり、需給の緩衝材というよりは、投機対象としての色合いが極めて強いマーケットとなっています。つまり、市場関係者が、リスクテイクに動き始めたということでしょう。

これは、LMEアルミの5年間の動きのグラフですが、今年の春頃をボトムに徐々に価格を上げてきています。リーマンショック以降、レンジを下げてきたマーケットですが、ようやく上昇に転じてきました。OPECでの減産合意、アメリカの大統領など資源にとっては、追い風とも言えます。また、EUでの保護主義の動きも表面上は、沈静化しつつあるように見受けられます。今後は大きな下落は無く、利益確定売りなどで一時的に下げる事はあっても大きく崩れる事は無いと期待したい所ですが、一方で中国の減速などもあり、大きく需要が増えるという事ではない様です。それを見越してか、来年の銅のプレミアムは下落しています。強弱両面の要因が混在しておりますが、やや強めといったところでしょうか。

大学生・大学とは

先日、ある金融機関さんの大学での寄付講座があり、知人の社長お二人がゲストスピーカーとして呼ばれていましたので参加してきました。

経済経営学の学生を相手に講演するのですが、8割位の学生は、まじめに聞いており、2割位の学生が、スマホで遊んでいたり、寝ていたりといった感じでした。まあ、普通の大学の風景と言ってしまえばそれまでですが。少し気になったのが、席の前半分は、まるっきり誰も居ない事です。昔は(?)数名は、最前列で講義を聞く学生が居ました。今は、積極的な学生が中段に座り、残りは後ろからです。

立教高校の校長先生で、渡辺先生が2011年に中止になった卒業式の代わりに発表した文章があります。

http://niiza.rikkyo.ac.jp/news/2011/03/8549/

当時、話題になったので記憶にある方もいらっしゃるかもしれませんが、3.11の直後でした。

この中で、渡辺先生は、「海を見る自由」を述べています。立ち止まって、自らを見つめなおせ、現実を直視しろと語っています。それが許される時間が、大学なのだと。

 もう一つ、印象的なスピーチがあります。アップルの創始者である、スティーブ・ジョブズが2005年にスタンフォード大学の卒業式で行ったスピーチです。これも非常に有名ですから、YouTubeなどでご覧になった方もいるかと思います。

https://www.youtube.com/watch?v=XQB3H6I8t_4

ジョブズは、最後にこう締めくくっています。

「Stay hungry, stay foolish.

(ハングリーであれ。愚か者であれ)」

渡辺先生の言葉であったり、ジョブズの思いなどに少しでも触れていれば、教室も少しは前から埋まるのではないかなどと感じておりました。

もっとも、社会人向けのビジネススクール(大学院)でも、残念ながら席は中段から後ろが埋まっています。中段に座っているのは、僅かな日本人と留学生です。今や、日本のビジネススクールの学生の半数以上が留学生で占められている時代ですが、授業中、自ら発言する学生は少ない。やっぱり豊かな時代なのでしょうか?まずは、我々大人がジョブズの様に行動し、若者を引っ張って行かなくてはならない様です。

今年1年、大変お世話になりました。来年も皆様にとりまして、良い年であります事を祈念し、一年の御礼とさせて頂きます。ありがとうございました。

一覧に戻る

お問い合わせ

お困りごとや気になることがありましたら、
お気軽にご連絡くださいませ。
無理な売り込みをすることはありませんので、安心してお問い合わせください。

電話のアイコン04-2947-8870

8:30〜17:30
(日祝、第2・4土曜、夏期休暇、年末年始除く)

トップに戻る