新年明けましておめでとうございます。本年もどうぞ宜しく御願い申し上げます。
昨年は、リーマンショックの後遺症から徐々に持ち直しの兆しが見えてきた中、3.11の未曾有の大震災がその立ち直りつつある日本を腰砕けにさせ、その圧倒的な自然のパワーは、後世に語り継がれるほどの出来事だったと思われます。そして大地震により原発もその影響を受け、チェルノブイリの事故レベルを越えているのでは?との報道もあります。
未だに放射能は漏れ続けているとの情報もあり、日本は長い期間これと付き合っていかなければなりません。そして政治の混迷は、世界の首脳陣も呆れさせる程の無様振りと、かつて飛ぶ鳥を落とす勢いだった頃の日本の姿は何処にもありません。世界的に見ても、ヨーロッパの債務問題は、イタリアまで波及し、ここにきて各国間の足並みの乱れが少しずつ出始めてきました。
世界のエンジンと言われる中国も成長率の鈍化が始まり(国策での調整とは言っていますが・・・)今後どの様に推移するかが注目されています。と、ネガティブな部分をクローズUPしてきましたが、現実は現実として認識することから始めないと先を見誤る可能性があります。昨年当業界の大手が、民事再生を申請し、あの家電量販店のヤマダ電気が後を引き継ぐことになりました。この商売は、現金商売なので潰れないと言うのが業界の風潮としてはあったのですが、リーマンの前の相場が高騰していた時に工場を拡大していった事、リーマンショック後の相場の暴落、今も続くスクラップの発生減とダブルパンチにより起こった出来事と言えるでしょう。
実は、リーマン前にこれと同じ様に拡大した同業他社は多く、今後第2、第3が出る可能性は否定できなくなっています。確かにこの業界は、他業種と同様に状況は決して良くはありません。だからこそ、この状況を打破する為に新しい技術開発や、今迄おろそかにしていた品質改善なども行われる可能性があるので、業界が又前に一歩踏み出せるチャンスの時期と私は考えています。
さらに、日本だけに留まらず、世界に出て行くのも業界の新しい試みだとも感じています。今年は辰年、龍が天に昇ると言う事から、経済なども良くなると言うジンクスがあるようですが、個人的には、未来への変化の足がかりを得る年かもしれないと感じています。経済は現状維持でも、未来へつながる為の何かを・・・そんな前向きな日本を期待したいと思います。
コラム
1月5日のガイアの夜明けで、世界に進出した同業者が取り上げられていました。発想の転換と言うチャレンジ精神で成功を収めている企業と感じました。発想の転換、既存の概念からの脱却、日本の再生がそこに見えた気がします。