リサイクル通信

2007年9月49号】

鉄スクラップ相場 / ISO更新審査

結論から言いますと今年はこのまま高値安定と思 われます。 今年に入り今までの鉄相場の流れを見ますと、例年 の動きとは違ったほぼ一本調子の上げ相場となって います。(一時下がった時もありますが・・)

これは主に、輸出先では、中国に変わり韓国が日本 屑の購入を増やしている事、国内に目を向ければ、 鉄屑の発生が一段落しており、思った程、出て来ない 事、そして、高炉がスクラップの配合率を上げている 等などが挙げられます。

これらは全て、世界の製品の需要増によるものが原 因であると言うのは言うまでもありません。 特にアジア地区は、世界の粗鋼生産の6割以上を占 め(特に日本・中国・韓国・台湾辺りが生産量の上位 を占めています)これによりスクラップの使用量も当 然ながら多くなっています。 この先、まだスクラップの使用が増えるいくつかの 出来事があります。

一つは、東京製鐵が、愛知県田原市で高級鋼板(自 動車向け?)の供給に参入する為、(東京製鐵では自 動車向けとは言ってないそうですが、ほぼ間違いない と思われます)トヨタの隣に工場を建設しています。 ここでの年産能力が250万トンと言われていま すから、スクラップの使用量もそれなりの量を購入す ると思われます。

そして高炉でもスクラップの使用量を上げる為 (CO2排出問題もあることから)シュレッダーを 導入したりシャフト炉なるものを導入しスクラップ の使用率を上げていく方向で動いています。 韓国では、電炉の設備導入や改修、新規の工場の設 立などがあります。 まだまだその他の要因もありますが、これだけを見 てもスクラップの使用量が増加するのが判るのでは ないでしょうか? これらの要因から、スクラップ価格は新ステージを 迎えたと言え、底値がさらに上に上りました。

この先、まだ上がるのかと言えば、あと少しではと しか私個人は考えていないのですが・・・。 ただ今しばらくは、世界的な鉄鋼需要増はこの先も 見込まれ、この高原相場が続くものと思われます。 さてちょっと話が変わり、ここまでスクラップが 高騰すると、にわかに目を付けた問屋以外の業者がヤ ードを構え何でも受け入れしてしまい、ある意味この 業界が無法地帯となる事が唯一懸念される所となっ ています。

と言うのは、私達が属する全国規模の社団法人リサ イクル工業会と言うのがあり、そこでは、必要な情報 などが交換・入手できますが、先に書いたヤードの 方々は、これら団体に属さない為に、必要な情報が届 かず、本来ならば受け入れ禁止品(家電4品目やその 他)なども受け入れてしまうと言う状態になってしま います。 当然フロン回収法なども知らない事が多く、大気 放出もされかねません。

コンプライアンスが叫ばれている今、当社とお取引 あるお客様・今後お取引につながるお客様において は、廃棄物処理法違反に引っかからない為にも、安易 に何でも受け入れる業者においては注意して頂き、何 かありましたら弊社までご相談くださるよう御願い したいと思います。

ISO更新審査

先月8月30日に弊社にとって2回目となる更新 審査がありました。 更新審査とは、3年に1回ある審査で、過去を含め て3年分のISOの取り組みを見ていくある意味重 要な審査となっています。 この他に毎年、その年の取り組みを審査するサーベ ランスと言うものがあります。(毎年審査があるので す)

まだ正式発表はされていませんが、更新審査の時 に審査された審査員によりますと問題箇所はありま せんとのコメントを頂きました。 お客様からは、弊社のマニフェスト等の発行基準が 厳しいと言う意見も頂きますが、環境に直結している 商品を扱っている以上、いい加減な事はできないと言 うのが弊社の考えとなっていますので、何卒ご理解く ださいます様、よろしく御願い申し上げます。

一方で、弊社としましては、他社に無いサービスを 心がけて弊社社員にも指導しています。 それは、当たり前の挨拶から、ロープほどきのお手 伝いや、床面の掃除等気持ち良くお客様に帰って頂け るように取り組んでいます。 今後とも末永くご愛顧頂きます様、宜しく御願い致 します。

一覧に戻る

お問い合わせ

お困りごとや気になることがありましたら、
お気軽にご連絡くださいませ。
無理な売り込みをすることはありませんので、安心してお問い合わせください。

電話のアイコン04-2947-8870

8:30〜17:30
(日祝、第2・4土曜、夏期休暇、年末年始除く)

トップに戻る