ISO 認証登録マークの変更のお知らせ
弊社の今までISO14001の認証登録していま した株式会社KPMG 審査登録機構が、4月1日をも って日本検査キューエイ株式会社と事業統合を行い ました。
それにより弊社のKPMG 株式会社のロゴマ ークは、順次日本検査キュエーイ株式会社のロゴに変 更になります。審査機関の事業統合による弊社のISO への取り組みはこれまでと何ら変わりはございませ ん。引き続きよろしく御願い致します。
最近の非鉄相場
ここ1 年非鉄相場が異常なほど高騰しています。こ の主な理由は、世界的同時景気による原料不足に加え 原油の高騰に起因する製錬メーカーの採算悪化によ る操業停止。
採掘現場の労使紛争など生産抑制要因 と、この世界同時景気に目をつけた投資家の資金がメ タル市場に流入し、現物価格を必要以上に押し上げて いる為です。 非鉄相場はここ一年で約倍の価格となっています。
スクラップ市場で見ても同じ状況となっており、先高 と読んだ筋においては出ししぶり現象となり、それが ひいてはLMEの在庫減少に拍車をかけ、さらなる投 資資金を呼び寄せるという悪循環にも近い状況とな っています。
こうなると怖いのが下げに転じた時です。と言うの は投資家の資金は下げに動き出すと少しでも損を減 らそうと投売り状態になっていきます。「山高ければ 谷深し」と言う諺にもあるように現物価格は急落しそ れにより思惑で在庫を抱えている筋の中には廃業に (問屋サイド)追い込まれるかもしれません。
それ程 今回の高騰劇は波乱にみちています。何事も地道にコ ツコツと行う事が何か重要な意味を持ち始めたよう な気がします。
この事は、大きな利益も生みませんが、大きな損も せず健全に企業を伸ばしていく基本ではないのでし ょうか?(大先輩方を前に大変失礼しました。) 5月25日現在、銅の建値は急落の後、又値を戻す と言う投機筋主導の荒っぽい展開となっています。 本格的な下げ相場の場合には、谷は深い模様です
鉄の相場
毎回私がこの鉄の相場の先行きを予想しているの ですが、毎回勉強不足で予想が外れることが多くて申 し訳ございません。
昔は国内メーカーの動向で予測できたのでしょう が、今の鉄スクラップ相場はグローバルになってお り、アメリカの動きやアジアマーケット(中国・韓国・ 台湾)の購買動向、日本の鉄屑のプライスリーダーで ある東京製鐵の動きなど複雑に絡みあった中での予 測になっています。
又、今現在の状況だと過去の相場 変動のリズムに合わせると大体このような動きにな るのでは?と予測しても実際先になると環境等の変 化により又別の動き方をしている。正に生き物と一緒 です。
それでも少しでも皆様のお役に立てればとない頭 を絞って今現在から見る少しだけ先を予測したいと 思います。 ここ最近の動きとして、まず韓国は、デイープシー (米屑)の購入を控え、直近の日本屑・ロシア屑の購 入に切り替える方法をとりだしました。と言うのは、 デイープシーを購入した場合、船の入着が1ヶ月~2 ヶ月先になってしまい製品価格、スクラップ価格の状 況も動いている場合があります。
そのような事から、 直近の日本・ロシアからの購入なら短期でデリバリー ができ製品市況に迅速に対応できるからです。 台湾、中国は鉄屑の購入は通常ペースで目立った動 きはこれといってありません。
ただ中国は今年4月までに1億トンの粗鋼生産量 を超え年間ベースでいくと3億5千トン強の生産と なりまだまだ伸び続けています。 ちなみにこの生産量は、世界の生産量の実に32% も占めることになるのです。 今、世界は同時景気に沸き、去年の製品供給過剰問 題からのスクラップの下げの兆候は、今年は今のとこ ろ出ていません。
来月は電力のピークカットの時期に入っていき、 7月頃には本格的な減産になる為、スクラップの購入 量が減る事から下げ相場に移行する物と思われます。 ただし製品需要は堅調に推移すると予想され、電炉 メーカー各社も極端な下げは製品価格に影響が出る ことから避けるものと思われ、昨年の同時期よりは価 格は高いレンジで推移していく事が予想されます。 今年は余程のこと?が無い限り多少の上げ下げは あっても堅調に推移すると思われます。