リサイクル通信

2006年2月 【31号】

オリンピックを見ながら思うものは / 県条例:排気ガス規制 / ディーゼル乗用車の可能性

オリンピックを見ながら思うものは

この号を書いている今、トリノでは冬のオリンピックが行われています。うれしいことに金メダルをフィギュア女子の荒川選手が手に入れました。

競技は終盤になろうとしているのですが・・・。

2008年中国オリンピック(開催地:北京)が行われます。上海には行きましたが、北京は写真やニュースで見たことしかありません。かなり素晴らしい都市ではないでしょうか。お隣の国ということもあり、日本勢の活躍に期待したいところです。

さて、オリンピックの話しではなくやはり、当社が気になるのは環境問題です。急激な経済成長の裏には環境問題が必ず付いて回ります。一度汚してしまったものはなかなか元には戻りません。きれいな空気も、流れる河の水もそうです。

この間、ニュースでお隣の国で劇薬物の河川への流出と報道していました。ひどい事件です。下流の人々はまだ、川の水を飲料水としてそのまま飲んでいたりするのですから。わが国、日本でもこのようなことが無いわけでもありません。問題なのは企業側の担当者が問題が大きくなるのを恐れて隠していたということでしょう。

両国共に企業の社会的責任(CSR)が問われるところです。このように一度流出したものは長い時間をかけないと分解しません。その間に土を汚し、水を汚し、人間を汚します。

科学が進んでもそれらを元に戻すためには膨大な時間と労力がかかりしかも完全には元には戻りません。高度成長という言葉の影には環境汚染がつきまといます。よくある言葉ですが後世に現代のつけを払わせてはいけません。出来ることは今やる。これが環境対策のキーワードだと考えます。

県条例:排気ガス規制

平成18年4月1日より排気ガス規制の基準が変わります。また再びというわけではないですが、第一弾の平成15年の施行時に告知がされていた第2弾の排気ガス規制が始まります。

前回のときに排気ガス浄化装置(PMトラップ)を取り付けされた車でステッカーに「H17」の字が書いてあるのは大丈夫だそうです。除外対象は前回同様に新車から7年間は猶予期間となっております。

あくまでも初年度登録からですからご注意ください。詳しくは県、または都にお問い合わせください。

ディーゼル乗用車の可能性

上記のように規制(国の法律)によって姿を消してしまったディーゼル乗用車ですが再び国内で販売される可能性はあるのでしょうか。環境先進国をかかえるEU内ではディーゼル車の普及が進んでおり、登録乗用車の約40%がディーゼルというデーターもあります。

これはヨーロッパのメーカーが燃費という課題から導き出した答えがディーゼルエンジンでした。また温暖化の原因となるCO2の排出もガソリンに比べれば少ないのが選ばれている点だと考えられます。

軽油に含まれる硫黄分から生成される硫黄酸化物が問題になったこともありましたが、現在では硫黄レスという程度まで精製が行われております。このような規制の中でも対応できるディーゼル車が出てきています。

ではなぜ日本ではでてこないのか?規制前の市場は乗用タイプでのシェアは10%前後でした。しかし、ディーゼル=きたない、くさい、うるさいなどのイメージが残っており販売したとしても数%程度しか売れないのではとの考えがあり、そのために多額の予算を投資するのにためらいをもってしまうのでしょう

。ディーゼルに変わるものとしてはやはりモーターとのハイブリッドでしょう。この分野においては日本のトヨタ自動車が世界をリードしています。最近になって世界がこの方向に動きを見せています。

トラックはというと、車両重量の増加(バッテリーが重い)、車両価格の上昇などで導入はまだもう少し先のようです。 日本でのディーゼル乗用車販売はしばらくないでしょう。ただ、今年中にメルセデスベンツがディーゼル車を日本で販売するとのコメントが出ましたので日本メーカーは様子を見て今後の販売について考えるというところでしょう。

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