リサイクル通信

2026年8月 【277号】

幸せデザインサーベイ /  ITパスポート

熊本・阿蘇  復興を祈念しております

幸せデザインサーベイ

商工中金さんの機能の一つとして、幸せデザインサーベイという診断システムがあります。会社で働く社員の幸福度を測るものです。近年、社員の幸福と企業の成長には正の相関関係がある事が分かってきています。

そこで当社でも2年前から、この幸せデザインサーベイを行っています。まずは全社員にアンケートを取り、データから分析を行います。次にワークショップを開催し、会社の在り方や、未来について、コーディネーターの元、社員同士で話し合います。

ここまでの取り組みに役員は一切、タッチしません。後程、報告会に於いて、商工中金のスタッフから、ワークショップの様子なども含め報告を受けます。前段のアンケートでは、昨年は、61.8点、今年は62.1点と少しですが上昇しました。偏差値の様に考えるとイメージしやすいかと思います。全企業平均は56点程度で、当社は上位15%に入るそうです。そして、次に行うワークショップでは、社員が会社について考え、社員同士で意見交換を行う非常に大切な時間です。

自分達が1日の大半を過ごす会社がどうあって欲しいか、どうあったら良いのかなど、我々経営側にとっても貴重な意見を聞く機会となります。もちろん、役員はワークショップには参加しませんので、報告書によってになりますが、同時にコーディネーターの方の所感なども含めて、報告が行われます。昨年は、ここでの意見を基に、社長と「お誕生日ランチ会」を毎月開催しております。広くて明るい社員食堂なども意見として出されており、整えるべく準備を進めています。

ITパスポート

先月、ある金融機関さんの研修会で、青梅にある製造業の企業視察に参加しました。ここでは、社長含めDXの推進に取り組んでおり、当社でも更なるDX推進の必要性を感じました。

その中で、社長さんから、「ITパスポートは皆さんお持ちですか?」との問い掛けがありました。誰でもそうなのですが、手段・対策の限界は自らの知識にあります。例えば、鉄で箱を作る時、溶接が出来る人は溶接で考えます。溶接が出来ない人は、ボルト組みを考えます。発想は、自らの知見に制限を受けるのです。視察の際、私は言葉は新聞等で見聞きしていましたが、内容までは分かっていませんでした。

そこで、早速テキストを購入し、ITパスポートに取り組んでみました。実際に本を読み始めてみて、これはこれからの経営者には必須の知識を網羅している様に感じました。試験では、マネジメント、ストラテジ、ITのシステムに関する技術的な知見など多岐に渡って出題されます。少なくとも管理職にある人は、学んでおく必要があるものばかりです。もちろん、基本的な内容ですので、経営者の方は、マネジメント、ストラテジについては、更に学ばなければ、実務者としては不足ですが。 試験は、国家試験らしく、本人確認、入室の際の持ち物などかなり厳格です。ポケットの中のハンカチすら手で持って入室検査の際にチェックを受けなければなりません。

室内では、多数のカメラが受験生を監視していました。試験は、全てPCで行います。120分の試験が終わると、即採点され結果が表示されます。 ・・・私の場合、総合710点/1000点、その他のストラテジ系、マネジメント系、テクノロジ系も合格範囲でした。(総合600点以上、分野別全て300点以上)最終的な合格発表は官報への掲載になりますので、今しばらく待たなくてはなりません。

合否はともかく、経営に身を置く人間として、ITパスポートに取り組んで良かったと思います。新たに得た知識も少なくありません。是非、皆様にもお勧めいたします。

             文:長沼 浩 

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