リサイクル通信

2004年9月 【14号】

中国の雑品 / ISO14001

今年の夏は異常な猛暑でした。 全国的に熱帯夜が続き、軒並み 観測史上最長記録をだしていまし た。 又この暑さにより、台風も異常発 生し、台風の規模も例年以上に大き く日本各地に多大な影響を与えま した。この中には、製鉄メーカーも 含まれており操業に支障が出てい る所もあるそうです。 これから本格的な台風シーズン、 まだまだ注意が必要なようです。

中国の雑品

7月の終わりにNHKで、中国の バイヤーがペットボトル・金属類の 買い付けを日本で行い、中国国内で その処理を行っている様子を放映 していました。

この番組の中で気に なって見ていたのが、雑品と言われ る処理困難物の解体現場の様子で した。 実は先月初旬、中国台州にある金 属リサイクル工業団地内の雑品ヤ ードを見学できる機会があり、こ れが折りしもNHKの中で出てき た工場と同じ工業団地内の別工場 なのです。

今回の訪中目的は、前回同様弊 社が出荷する雑品の新規先の現場 確認でした。1年半前、中国の雑 品解体現場を見た時の感想は、昔 の日本の解体状況と同じで汚い作 業場というイメージでしたが、今 回の視察での感想はというと、工 場内は整備され綺麗な工場という 印象でした。

前回同様、手解体、手選別な所 は変わらないのですが、床が全面 コンクリートで土壌汚染対策など が施してあり、油などの入ってい る物を解体する時は、下に油の受 け皿を設置して行っていました。

又工業団地で一括の油水分離槽 を設置し、工業団地内からの油の 流出を防いでいました。

野焼き等も禁止され、発生した ゴミは、細かくリサイクルされる 物と分別しないと台州の清掃工場 が受け入れないということから 見学先の工場では女性が解体等か ら発生するゴミの中からさらに細 かく手選別を行っていました。

これができるのも機械加工せず 人力で解体を行うからこそなせる 技ではないでしょうか。

機械加工されると大量処理はで きますが、選別不可能な物も多く 発生し、埋め立て処分等が出てし まいます。

最近の日本でもパソコンリサイ クル法により手解体により細かく マテリアルリサイクルが行われて います。

手解体こそ正にリサイクルの 原点、そんな気がしました。

ISO14001

つい先日(9月10日)弊社が ISO14001を取得してから 3年、更新審査がありました。

まだ正式な結果は出ていませんが、 審査員のお話だと問題ないでしょう とのことでした。

弊社が今年環境に対するプログラ ムの中で力を入れているのが、ギロ チンダストの中からの金属類の回収 を行うことです。

ギロチンダストとは、鉄屑の長尺物 を切断する時に、泥・塗料片・前選別 の段階で拾い切れなかった非鉄金属 がピットの中に残った物を言います。

これは焼却処分等の減溶もできず、 埋め立てを行うしかありません。

この中には、先に述べたような非鉄 金属類等の資源物が含まれています。 弊社では、埋め立て量の削減と、限 られた資源物の有効活用の観点から、 この非鉄金属類を機械と手回収によ って行っています。

今後も、このダスト中には有益な 資源があるので回収の取り組みを続 けていく所存です。

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