リサイクル通信

2026年5月274号】

鉄スクラップ/金属盗対策法/コラム

新緑が目に優しい季節がやってきました。梅雨時期を経て暑い夏を迎える事になります。最近の暑さは異常とも思える様になってきていますが、実は長いスパンで地球を見てみますと、氷河期に向かっているとの事です。

まさか?と思うのですが、過去何万年という歴史から見てみますとそうなっていくようですが、生きているうちは無いのでは?と思うと、暑さ対策はまだまだ続きそうです。

今年から40℃以上の日を酷暑日と表記するそうですが、その言葉は聞きたくないというのが皆様の願いでもあるのではないでしょうか。

鉄スクラップ

東京製鉄宇都宮の価格推移で見てみますと、昨年の10月7日から相場が上がり出し一度も下がる事無く今現在迄上がり続けている状況です。その上げ幅は¥17500/tとなります。ここ最近では見ない上げ幅となっています。

理由としては、世界的にスクラップの発生が悪い事と為替が円安に振れた事が影響していると思われます。スクラップの発生が悪い事の一つとして、建築関係が働き方改革の関係から作業時間が短くなり一つの物件の工期が伸びている事が上げられます。

その為、次の物件が先延ばしになる事から解体工事もそれに合わせて遅れる事も起きています。更に製品や副資材の価格も上がり始めている事から一つの建物の完成金額が上がり、先延ばしの物件の再見積もりで値上がりしたことから施主が取りやめる事も起きているそうです。物の動きが遅くなることによりそれを作る製造業にも影響が出て負のスパイラルの状態にあるとも言えます。

次に為替ですが、10月初旬からの為替レートを見ますと140台後半価格から円安の時の160円台まで10円近くの円安となっています。又この間スクラップの指標の一つでもある米屑価格も50ドル以上上がっています。

この米屑価格の上げと為替+必要な分手当する為のプレミアが加わりこれだけの上げになったとも言えます。この様な事は中々無い状況とも言えます。ただここにきてこの上げも一服感が出てきています。

ここから先は上がりにくくなる可能性が有り、例年ですと下げの方向に向かう時期となります。下がりにくい可能性が有るとしたら先にも書いたスクラップの発生の悪い事が挙げられます。上げにしても下げにしてもそれ程大きくはならないだろうとは個人的には予測しています。

金属盗対策法

警察庁の指示により6月1日から金属盗対策法が全面施行されます。主として銅線やアルミ線・マンホールの蓋や側溝の蓋など該当品などをお持ち込みされた方の運転免許証又はマイナンバーカード・在留カード等のコピー又はその写真を撮らせて頂くことになります。

これは買受業者全てが対象となりますので、それをしない業者にお持ち込みの場合は、犯罪に加担している可能性有と見なされることがありますので注意が必要です。変に警察に疑われない為にも是非弊社へお持ち込みください。

又この法律と別の法律で正当な理由なくケーブルカッターやボルトクリッパーを隠して所持している事も禁止となっています。この法律は、金属の価格が高騰して盗難事件が増えている事に対するものです。

リーマンショック前の高値の時も盗難事件はありましたが、今回はその時以上に盗難が増えた事によるものと思われます。人のいない太陽光発電設置場所のケーブルや、神社の銅板の屋根など資源の高騰により盗難事件は増え続けています。

一部の心無い悪事を働く人間の為に法律や規制ができ、今迄必要無かった対応を取らされる事に多くの人が憤りを感じているのではないでしょうか?

コラム

又何故か豪華客船でネズミが媒介するハンタウィルスと言うのが出てきました。今の所拡大する可能性は低いそうですがコロナの時もそうでしたが、その後爆発的に世界に広がりました。もうあの悪夢が無い事を願います。

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